楽天証券で実現損益のCSVを保存する手順と、読み込むときの注意
デイトレの成績を振り返るには、まず取引の記録を手元に取り出す必要があります。楽天証券では、確定した損益(実現損益)の一覧をCSVファイルとして保存できます。この記事では、その流れと、成績分析ツールで読み込むときに気をつけたい点をまとめます。
実現損益のCSVとは
実現損益は、決済(返済や売却)が済んで確定した損益のことです。楽天証券の実現損益のCSVには、決済1回ごとに次のような項目が1行ずつ並びます。
- 銘柄のコードと銘柄名
- 実現損益(円)
- 数量と単価、平均取得価額
- 取引の種類(売埋・買埋・売付など)
- 売却・決済額(円)
- 約定日と受渡日、取得日(建日)
- 口座区分(特定・NISAなど)、市場、信用区分
成績分析ツールは、このうち「実現損益」「約定日」「取引」「売却/決済額」「取得日/建日」などを使って集計します。
保存までの流れ
- パソコンのブラウザで楽天証券にログインします。
- メニューから「実現損益」の画面を開きます。
- 「国内株式」を選び、振り返りたい期間を指定して表示します。
- 画面にあるCSV保存のボタンを押し、ファイルをパソコンに保存します。
メニューの名前や配置は、サイトの改修で変わることがあります。見つからない場合は、楽天証券のサイト内で「実現損益」と検索するか、楽天証券のヘルプをご確認ください。
期間の選び方
成績の数字は、取引の回数が少ないと偶然に大きく左右されます。たとえば10回の取引で勝率70%だったとしても、それがやり方の実力なのか、たまたまなのかは区別できません。
- 月ごとの振り返りなら、その月の分だけを保存します。
- やり方そのものを見直すなら、できれば3か月から半年、回数にして100回以上をまとめて読み込むのがおすすめです。
ツールでは読み込んだあとに期間を絞り込めるので、長めの期間で保存しておき、ツールの側で「今月だけ」「先月だけ」と切り替える使い方もできます。
読み込むときの注意
Excelで開いて上書き保存しない
CSVをExcelで開くと、「+1,200」のような数字や日付の形式が自動で変わり、そのまま上書き保存すると元の形に戻せなくなることがあります。中身を確かめたいだけなら、保存せずに閉じるか、コピーを開くようにしてください。ツールには、楽天証券から保存したままのファイルを読み込むのが確実です。
文字化けは気にしなくてよい
CSVの文字コードには UTF-8 と Shift_JIS の2種類があり、メモ帳などで開くと文字化けして見えることがあります。成績分析ツールはどちらの文字コードにも対応しているので、そのまま読み込んで問題ありません。
ファイルは送信されない
ツールは、読み込んだCSVをお使いのブラウザの中だけで計算します。ファイルの中身がサーバーに送られることはありません。取引の記録は大切な個人の情報なので、オンラインのツールを使うときは、この点を必ず確かめるようにしましょう。
うまく読み込めないとき
- 「列が見つかりません」と表示される場合は、実現損益ではなく、取引履歴や保有銘柄など別の画面のCSVを保存していないか確認してください。
- 「損益の入った行がありません」と表示される場合は、指定した期間に決済が無かった可能性があります。期間を広げて保存し直してください。
- それでも読み込めない場合は、お問い合わせから、表示されたメッセージをお知らせください(CSVファイルそのものは送らないでください)。
まとめ
実現損益のCSVは、デイトレの成績を振り返るための一番の材料です。保存したら、成績分析ツールに読み込んで、勝率だけでなく、1回あたりの損益や大負けの影響まで確かめてみてください。各指標の意味は、勝率だけでは成績は分からないから順に解説しています。